保育士さんの中で、もう限界、今すぐ辞めたい、保育士をしている自分が嫌だと感じている方は多いのではないでしょうか。
実際の私も、保育士が嫌になってもう辞めてしまいたい、限界だ、と思ったことがある1人です。でも保育士って、担任を持つと年度途中で辞めずらい、他の先生に迷惑を掛けてしまうなど、辞められない責任感も背負ってしまいますよね。痛いくらい気持ちがわかります。
でも結論的に言えば、辛かったら辞めてもいいんです!
私も、職場の保育方針やクラス担任同士の関わりが辛く、自分を守るために転職を決めました。
転職してからは、自分のやりたい働き方で、仕事をすることができるようになっていきました。
辛い職場を続けても自分の心が暗くなったり、保育に戻りたくないと思っていくばかりでです。
では、保育の中でも、様々なサイトがありますが、おすすめの保育士転職サイトを紹介していきます。
目次
保育士が辛い、辞めたくなる理由
保育士がなぜ辞めたい・辛いと感じてしまうのか、私自身の実体験を含めて皆さんとみていきたいと思います。
- 持ち帰り残業が多いから
- 女性ならではの人間関係が辛いから
- 肉体労働なのに低賃金が耐えられないから
- 仕事量についていけない
持ち帰り残業が多いから
持ち帰り残業が多いのは、保育園幼稚園ならではですよね。保育士ってなんでこんなに業務時間内に終わらない仕事が多いんだろう。といつも頭を抱えていました。
私自身、持ち帰りが多い時は、仕事から帰ってご飯を食べたら、書類を書く。製作物が多い時は、土日の休みの日に買い出しに行ってから、製作物を作る。こんな日々でした。
持ち帰り残業が多いという事は、自分のプライベートの時間も少なくなるという事です。
自分の趣味、やりたいこと、友達とのお出かけなど、好きなことやりたいことに自然と制限を掛けられると、辛くなったり辞めたくなったりなるのは当然ですよね。
女性ならではの人間関係が辛いから
こちらは保育士ならではの大きな問題点だと思っています。職場内で、悪口や上司の顔色を常に伺ってしまうことがあったりしますよね。
私の心情の中で、「子どものことで精一杯なのに、どうして人間関係でも悩まないといけないの」と、常に頭の中で葛藤をしていました。
複数担任だともっと大変ですよね。お互いの保育感の違いから生まれる関係の亀裂。このような人間関係のストレスがあっては、子どものことを考える以前の問題になってきますよね。
肉体労働なのに低賃金が耐えられないから
保育士は体力仕事で有名ですよね。それなのにあの低賃金。一人暮らしだと、こんなに毎日頑張っているのに、生活費を払うことで精一杯の日々、こんなの続けられないですよね。
低賃金は世間で問題視されていますが、実際に給料がほとんど上がっていないことが事実です。
お金の余裕は心の余裕と言いますが、まさにその通りだと思っています。給料が上がらないのに頑張っている意味がわからなくなってしまいますよね。
実際の低賃金での一人暮らし事情についてのサイトはこちらで紹介をしています。
仕事量についていけない
保育士の仕事は、子ども対応・行事決め・遊びの提案・保護者対応・書類作成・製作物管理など、やることが盛りだくさんです。その上、保育士としてのスキルが求められたり、トラブルが起きた時には丁寧に対応をしないといけませんよね。
多くの業務に心も体もついて行かず、もう無理だ、辛い、辞めたい、と感じてしまう方が多いと思います。私もそうでした。
辛い・辞めたいと思った時に実践してほしいこと
悩みたくさんありますよね。改善は難しいかもしれませんが、そんな悩みを持つ保育士さんに是非実践してほしいなと思うことがいくつかあります。
- リフレッシュをしっかり取る
- 失敗しても大丈夫という気持ちで仕事をする
- 保育士資格でできる他の職に転職をする
リフレッシュをしっかり取る
とても大切なリフレッシュをしっかり取ること。これは簡単なようで難しかったりします。
みなさんそれぞれでリフレッシュの取り方が違うと思います。
私のリフレッシュの取り方は、まず仕事用のカバンは家の見えないところに隠します。その後、「今日は絶対に仕事をしない!」と決め、やりたいことを決めます。主にカフェや楽器を触ることが好きだったので、カフェ巡りをしたり、自分の趣味の楽器に触れたりして、仕事のことは考えないようにしていました。
そうすることで、少しでも、心身に余裕ができ、仕事に専念をすることができていたと思います。
失敗しても大丈夫という気持ちで仕事をする
多くの業務があるため、失敗することなんで当然のことです。
逆に失敗しない人はいないと思います。業務が多いことで、責任やプレッシャーがのしかかると思いますが、失敗しても大丈夫!という気持ちで、仕事に励んでみてください。
簡単に言うと、ポジティブに!です。そうすることで、少しずつ気持ちを軽くして保育に集中ができるのではないかと思っています。
保育士資格でできる他の職に転職をする
保育園や幼稚園、こども園で働く保育士さんは多いと思います。しかし改善しようと思っても、職場や今仕事内容を変えない限り、心情が変わらないという場合は思い切って転職をすることも必要な行動になってきます。
保育士の資格があればできる仕事はたくさんあります!
ここでは一部の紹介になりますが、乳児院や小規模保育、院内保育など、保育士の資格を持っていれば、様々な職から探すことができるんです。
保育士って本当に幅が広く、自分に合った職を見つけやすいですよね。
下記に紹介を載せています。
保育士は途中退職しても大丈夫!
途中退職は決してダメなことではないんです。自分の体、自分のしたい保育、自分の働く価値観を大切にするために、退職を取る事も、自分の保育人生の中では必要になってくる力になります。
そのため、退職を考えているあなた。私はその勇気がすごく素敵なことだと思っています。
途中退職は甘え。そんなことを聞いたこともあります。しかし、今の現代、転職に対して少しずつ考え方が変わってきていることも事実です。
ただ、退職をした後、どうしよう、これを考えていく必要がある場合がありますよね。
その時、「保育業はしたいけど、少し違う景色もみてみたいな」という方や、「保育士でもっと自分に合う職場を探してみたい」と感じるあなた。
その挑戦を是非、行動に変えてみてください。その挑戦を以下の記事で、挑戦を促進します。
悩む保育士さんにおすすめ求人サイト
保育士の中でも、保育士資格を持っていると、様々な保育の現場を選ぶことができます。
要するに、保育園・幼稚園等以外でも働くことができるんです。その求人サイトを紹介します。
求人サイト○選!
- 保育バランス
- 保育エイド
- 初めての学童指導員
- 保育メトロ
①保育バランス
・事業所内保育所に強い
プライベートを大切にしたい保育士さんに向けてサービスを展開しているため、事業所内保育所の紹介の力を入れています。
事業所内保育所は、子どもが少人数で構成されているため、残業も少なく、行事等もないことが特徴です。
プライベートな時間を重視したいしたい保育士さんにおすすめの保育所となります!
・来社不要で転職サイトが可能
保育バランスは、来社不要で電話対応のみで転職サイトを利用することができます。
電話が苦手な方は、メールでのやりとりも含めながらの電話対応になりますので、電話ばかりという状況になることは少ないことが特等的です。
電話が不必要の場合はメール(チャット)でのやりとりができるのはかなりポイントが高いですよね!
- 集団保育よりも1人1人を見たい方
- プライベート重視にしたい方
・集団保育よりも1人1人を見たい方
「前職でたくさんの子どもを見ることに疲れを感じている」「1人1人をじっくり見たい」と考えている保育士さんにはとてもおすすめです。
少人数の事業所内保育所の求人が得意な保育バランスでは、その願いに応える他、保育士さんの働き方のニーズの解決ができるような求人サイトを一緒に探してくれることが特徴的です。
・プライベート重視にしたい方
日々の持ち帰りや残業が多く、仕事に圧迫感を感じている保育士さんにはとても向いている求人サイトです。
また、出産や結婚などの人生の栄目をきっかけに、時間にゆとりを持ちたい保育士さんにもおすすめになります。
②保育エイド
- 登録・利用料が無料
- 元保育士のコーディネーターがサポートしてくれる
・登録・利用料が無料
転職をする際に手厚いサポートがあるにも関わらず、登録と利用料が無料であることは大きな利用するポイントの一つです。無料ですが、職場の人間関係や雰囲気の良い職場をしっかりと紹介してもらえることが特徴です。
・元保育士のコーディネーターがサポートしてくれる
保育エイドのコーディネーターは元保育士の方です。そのため、園の人間関係や雰囲気に悩み保育士さんの気持ちをしっかり理解を得てくれます。
保育の現場で実際に働いていたコーディネーターだからこそ、利用者さんに合った求人を見つけてくれることが特徴になります。
- 人間関係を一番大切にして探したい方
- もう一度保育園・幼稚園等で探したい方
・人間関係を一番大切にして探したい方
保育エイドは、人間関係を大切に求人紹介をしているサイトです。そのため、前職で人間関係に悩み、途中退職・転職を考えている保育士さんにはとてもおすすめしたい求人サイトです。
また、時間的な残業やお休みが取りやすい園も選んでくれることも特徴の一つになります。
・もう一度保育園・幼稚園等で探したい方
前職で辛い思いをした…という方の中でも、やっぱり保育園で担任をもって子どもを向き合う事が好きな保育士さん。
そんな方には、とても良い求人サイトです。保育エイドは人間関係を重視した保育園を厳選した求人を集めていますので、人間関係が辛かったけど、次は人間関係の良い保育園の現場に戻りたいという方にはかなり向いているサイトになります!
③初めての学童指導員
- 働きやすさにこだわった求人が多い
- 学童に特化した求人サイト
・働きやすさにこだわった求人が多い
保育士さんの働きやすさを重点的に、「残業ほぼなし」「年間休日120日以上」「人間関係が良好」の3つの条件に得にこだわっている求人サイトです。
仕事とプライベートを両立したい職場環境が見つかりやすくなっています。
・学童に特化した求人サイト
サイト名の通り、学童指導員の転職に特化した転職サイトです。
医療・福祉・教育業界の人材紹介・派遣サービスに強いサクシードが運営しています。
この分野に特化しているエージェントはかなり希少で、条件の良い非公開求人のみを紹介してくれます。
- 宿題を教えることに興味がある方
- 仕事を持ち帰らず、小学生の子どもを見たい方
・宿題を教えることに興味がある方
学童指導員は名の通り、小学生の子どものお迎えの時間まで、見守る仕事になります。
その時に、子どもの宿題を教えたり、丸付けなどをすることがあります。
使用する学年は1年生~6年生まで幅広く使用ができるため、6年生までの学習を教えることが必要にもなります。しかし、職場によっては宿題には触れない場合もあります。
宿題を教える事に抵抗がある方は、プロの本サイトのワーカーに聞くと、適切な転職先を教えてもらえます!
・仕事を持ち帰らず、小学生の子どもを見たい方
学童指導員の仕事は、持ち帰りや残業がほとんどありません。
そのため、「残業や持ち帰りが辛かった」「プライベートの時間がほしい」と願う方にはおすすめのサイトです。
プライベートを最優先した働き方に変えたい方は、登録から転職終了まで無料でサポートしてくれるので、是非登録をしてみてくださいね!
④保育メトロ
- 社員寮・住宅補助・引越補助制度などの好条件の求人紹介
- 面接や園見学を一日にまとめて実施してくれる
- 上京したい保育士に特化したサービス
・社員寮・住宅補助・引越補助制度などの好条件の求人紹介
上京する保育士さんが生活をしやすいよう、社員寮・住宅補助・引越補助制度などの好条件の求人を紹介してくれます。
そのため、上京する際、費用負担を抑えて上京をすることができます。
また、紹介のある物件は、オートロック付きも多く、土地勘のない方でも安心して住むこともできるメリットがあります。
・面接や園見学を一日にまとめて実施してくれる
知らない土地に行くことに不安を感じる方がいると思います。
しかし、一日で回れるようにスケジュール調整もしっかり対応をしてくれるので、効率良く面接等を進めることができます。
本サイトでは、面接や職場見学でも、担当コーディネーターが同行してくれます。
・上京したい保育士に特化したサービス
このサイトは上京したい保育士に向けたサポートをしてくれます。
転職相談・好条件の求人紹介・日程調整・面接同行・引っ越し準備や転居先の相談など、上京にたいしての手厚い支援をしてくれることが特徴的です。
- 保育士で転職をしたい方
- 安く引っ越しや転職をしたい方
・保育士で転職をしたい方
上京する方で保育士限定の転職サイトになるため、保育士で転職を考えている方におすすめです。また、利用者が20代~30代の方が多いですが、どの年代の方でも利用ができることも、メリットなポイントですよね!
・安く引っ越しや転職をしたい方
上京をしたい時、どうしても金銭面が関係してきますよね。
本サイトでは、家具付き家賃1万円、引っ越し費用実質0円など、費用を抑えて上京をすることができます。
金銭面を抑えることができるのは、とても大きいことですよね!
途中退職をする時に気をつけるポイントは?
タイトル通り、途中退職をしても大丈夫、と伝えてきましたが、保育士は3月で退職をする方が多い職業ですよね。
その時、退職のことを職場に伝えないといけません。
その退職を伝えるときに気をつけるポイントを紹介します。
- 最初は園長に話をする
- なるべく直接会って話をする
- 正式な退職日・理由をきちんと述べる
では一つずつ見ていきましょう。
最初は園長に話をする
退職を伝える時、最初に話すのは基本的に園長先生です。
理事長や総括の方もいると思いますが、最初に園長先生に話をしましょう。
伝える時は、理由を明確にして、話したいことをきちんと伝えてくださいね。
また、いきなり退職の挨拶をしても、園長は困惑してしまうため、伝える時は最初にアポと取ってから、静かな場所で話せる環境で伝えましょう。
一般的に以下の順番で退職を伝えることがマナーとされています。
①園長
②主任保育士などの上司
③同僚の保育士
④保護者や園児
なるべく直接会って話をする
退職の理由は様々だと思います。
体調不良や精神的なもので、病院からの診断が出た時は、直接お話は難しいかもしれません。
その時は、電話での対応をすることをおすすめします。
その他、保育方針が合わない・残業等が辛くて辞めたいなどの理由は、園長や直属の上司に直接会って伝えることが大切になってきます。
直接伝えることで、円満退職に繋がることにもなります。
正式な退職日・理由をきちんと述べる
途中退職をするということは、日時を決める必要があります。
その際、「〇月〇日をもちまして」や「〇月〇日付けで」というように、冒頭で伝えることで、その後の話をうまく進めることができます。
「○○が理由のため、〇月〇日付けで退職させていただきます」という形を持って行くと、途中で話をすると、話の途中で退職を伸ばされてしまうこともあります。
退職理由を伝えるときは、冒頭に退職希望日を伝えることが大切です。
まとめ
本記事では、途中退職を考えている保育士さんへ、紹介をしてきました。
保育士で退職をするのは、基本的に3月ですよね。でも、その決まりはありません。
保育士も退職をする日時は自由です。
自分の保育が何をしたいのか、自分が保育を好きになれる内容は何なのか、それをじっくり考えて今の職場が違うのであれば、行動に起こすことが大切だと思います。
途中退職は、もしかしたら、職場の先輩や園長先生に嫌な顔をされてしまうこともあるかもしれません。
しかし、自分の思いは通すべきです。
自分がしたい思いに正直になり、自分のライフスタイルに合う職業を選びましょう。